皆さん、こんにちは!
定年まで残り数か月の福子です!
逆境に負けず今日も進んでいます(^^)/
さてさて、定年退職(60歳)まで残りわずかな福子です。退職金のもらい方、一括と分割、どっちがお得かご存じですか?
9歳年上の夫は8年前(60歳の定年退職時)に、退職金をもらいました。
38年勤め上げましたから、まとまった額でした。
これから定年を迎え、退職金をもらう予定の方はぜひ今日の記事を参考にしてください。

退職金のもらい方、一括と分割 どっちがお得??
ズバリ!! 一括でもらう方がお得です。
うちの夫も全額一括でもらいましたよ。。
どうして一括でもらう方が得なのか??
退職金は、通常、所得税などは源泉徴収又は特別徴収された形で支払われます。
また長年の勤労に対する報償的給与として税負担が軽くなるよう配慮されています。
一方、年金と一緒に毎月分割でもらうと、退職金は雑所得となります。
年金との合計所得に課税されて毎年の税金や社会保険料が大幅アップしてしまいます。
ですから、支払う税金や社会保険料の面で考えると一括でもらう方がお得になります。

雇用延長期間中に退職する場合の注意点
「60代前半」で厚生年金の特別支給(報酬比例部分)をもらえる人で、
雇用延長期間中に退職する場合は注意が必要です。
★厚生年金の特別支給がもらえる方は
男性 昭和36年4月1日生まれまで
女性 昭和41年4月1日生まれまで
年金の特別支給は、失業給付と重複してもらうことができません。
特別支給の年金額は厚生年金40年加入の標準的なケースで月額約9万円。
それに対して失業給付は退職前が月給20万円なら月額約14万円。
失業給付金が年金額より多いはずです。
失業給付を全額もらい、支給期間が終わって年金受給を申請するのが損をしない選択です。

「65歳で退職」よりも「65歳の誕生日の前々日までに退職」が得??
もう一つ、雇用延長の場合は、「65歳で退職」よりも、65歳の誕生日の前々日までに退職した方が
失業給付が多く受けられます。失業保険の制度が「65歳」から大きく変わるからです。
65歳の誕生日の前々日までに退職すれば、会社都合は330日分、自己都合退職なら150日分の
失業給付が支給されます。(上限あり)
ところが、65歳で退職すると、失業給付の代わりに「高年齢求職者給付金」(最大35万9300円)の
一括支給のみとなります。
退職金のもらい方、まとめ
いかがでしたか??
うちの夫の場合、退職金は一括か?分割か?を選択できたので一括でもらいました。
雇用延長期間中に退職はせず、期間満了(66歳)まで勤めました。
失業給付について、「65歳の誕生日の前々日までに退職」した方が得だというのは
知識としては知っていましたが・・・給付金を計算して仕事を途中で辞めるなんて
夫も私も信条に反するのでしませんでした。
仕事って「お金」だけじゃありませんからね。
長いサラリーマン生活の最後には有終の美を飾ってほしいですから。。。
考えは人それぞれなので、「65歳の誕生日の前々日までに退職」するのも一つの方法です。
福子はそんなに退職金は出ないから悩まないし、雇用延長満了まで働く気でいますが
これから退職! どうしよう~ という方は参考にしてください。
↓ わかりやすく図解されています。
それでは皆さん、また明日~!!