【定年後の生活】 墓(の所有権)を手離しました。

老人と墓

皆さん、こんにちは。

ここのところ、私の定年(60歳、今は再雇用)で生活を変えたことをお伝えしているのですが・・・

実は墓(の所有権)も手離しました。 これはマイカーを手離す直前の話しになります。

マイカーを手離した話はこちら ↓

定年後の生活 とうとうマイカーを手離しました!

ここで書くのはためらいがあるのですが、このお墓のことはずっと私たち夫婦の懸念材料だったので
私の両親への贖罪の気持ちもあり書いていきます。

私の両親は九州に暮らしていましたが、25年ほど前に相次いで亡くなっています。

私たちは結婚以来ずっと関東におりますが、ちょっとばかり事情がありまして、両親の遺骨は私たち夫婦が
引き取る・・ということになっておりまして。


その当時私たちはまだ若く、幼児と乳児を抱えて子育ての真っ最中でした。

両親が二人とも亡くなった時点で、その遺骨を私たちの住む関東に連れてきたのですが、墓がないので
ひとまず近くの納骨堂に預けていました。

当時働き盛りだった夫が、その後すぐに市営墓地の抽選に申し込み当選して墓地を購入してくれました。

当時は「1日も早く立派な墓に両親を入れてあげなくては」との思いが強かったですから。。

その頃の私たちの住まいから車で40分ほどの場所にある、静かで風光明媚な所にある新しくてきれいな墓地。

ちなみにその代金がいくらだったのか全く忘れていたのですが、一昨年の引っ越しの際の片づけでその領収書が
出てきて驚きました。

その墓地(土地の権利だけ)、60万円ですよ~ 私営の墓地よりはかなり安いと思いましたが。
今思うとよく夫が何も言わずにお金を出してくれたもんだと思いました。。まだ若い頃なのに。

墓地は買ったものの、、墓石を買う時間的、経済的余裕がなくそのまま月日が流れていきました。

何度か夫婦で墓石を検討したんですが、夫は「黒御影石」を使った墓がいい・・などと言うものですから話は進展せず。
夫の好みの黒御影石の墓なんか建てようとしたら、100万円は下りませんから。。。ひゃくまんえんですよ!! 
私は3人の子どもを育てるので精一杯で、墓石どころじゃなかったんです。

ずっと気にはなっていたものの、子どもたちの受験やら就職やら結婚やら次々に押し寄せてくるものですから、
両親の遺骨はずっと納骨堂に預けたままにしていました。

早く墓石を建てて両親の遺骨を移してあげて、いずれは自分たちも同じ墓に入ろうと考えてきました。
落ち着いたらしっかり墓石を建てるつもりでいました。

しかし・・・子供たちが独立し(結婚し)自分たちは老いた今、墓に対する気持ちが変わってきました。

うちは跡を継ぐような家柄でもないし、私たちは最後まで夫婦2人で暮らしたいと思っているし。

自分たちもこれから先いつまで元気でいるかわからないのに、墓を守っていくのは大変だよね?
墓石にお金をかけて意味ある?? 私たちがいなくなった後お墓はどうなる??

海外赴任や転勤もある子どもたち夫婦に地方にある墓の管理なんてお願いできないよね。

夫も働き盛りの勢いはどこへやら・・・1年半前にはうつ病を患いめっきり弱気~~ 
そしてこだわりもなくなり、現実をみるように・・・・(これは良いこと)


夫婦で考えた末、墓石を建てるまえにこの墓の所有権を手離すことに決めたのです。

時代の流れとともに、自分たちも力を失い世間の価値観も変わってきて「墓じまい」という言葉も生まれましたからね。

子どもたちはそれぞれに親孝行な人間に育ってはくれましたが、子どもの将来を束縛したくないという気持ちがあります。

こだわりの強かった夫も「葬式なんかしなくていい、ましてや立派な墓なんていらない」と言うようになりましたから、、、


ただ両親の遺骨がありますから、永代供養をしてくれる合葬墓を探しているところです。
できれば交通の便がいいところがいいですね。

私たちが元気なうちに両親の遺骨を移してあげたいと思っています。


子ども達は遠くから時折思い出してくれれるだけでいいし、たまに実家方面に来た時にはふらりと
墓(合葬墓)に立ち寄ってくれたらそれでいいと思っています。

宗派にもこだわりがないので、位牌も戒名も何もいらないと思っています。
私の両親が聞いたら怒るかな~~? とも思うけれども、子どもや孫たちが幸せでいてくれることを
一番に望んでいてくれるでしょう。

25年前に支払った60万円と25年間毎年支払ってきた管理費が無駄になったけれどしかたないですね。
あの頃、夫の言うような「黒御影石」の墓を建てていたらもっともっと大変でした。

ずっと預けている納骨堂にも毎年使用料を支払っているので、私たちが元気なうちにしっかり整理しようと思います。

この墓の権利を返還する手続きをマイカーを売る前にやってしまいました。

その窓口は車がないと行きづらいところでしたから、無事に墓のことを終えてから車の売却をしたわけです。

一つ一つ課題をクリアして最近は晴れ晴れとしています。

これからますます体力も経済力も弱まってきますから、重い荷物は手離すに限りますね。

近いうちに合葬墓を探して申し込むつもりでいるので、それはまた報告しますね。


こんなわが家の裏事情(?)を読んでくださってありがとうございました。

今日はこの辺で。。 また次回に!!