皆さん、こんにちは。
今日は福子の仕事ネタです。
本業と副業
平日はIT関連会社で働くOL、週末は介護のバイトをしている福子。
(60歳になってもOLといっていいものか?)
OLは数か月前に定年になり今は嘱託。 職種は一般事務?営業事務?
43歳に入社したこの会社、「まだやり残したことがある」気がして再雇用の道を選んだ。
コロナ禍で明日がわからないご時世、さらにわが家はうつで完全リタイアした夫もいて、
たとえ給料が下がっても安定した職を簡単に手離さない方がいいのでは?とも思った。

実際に定年を迎え嘱託になってみると、仕事内容はあまり変わらないけれども
気持ちが自由になった気がする。(給料は25%カット)
比重が逆転した
定年を迎えるまで私の中で、本業はOL副業が介護の気持ちでいたけれど、
定年を過ぎたあたりから、その比重は見事に逆転!!
今は、週末の介護が本業、平日のOLは期限付きの副業という位置づけ。
確かにエアコンの効いたオフィスでパソコンに向かう仕事は綺麗だし体力的にも無理のない
俗にいうホワイトカラー。 フレックスタイムやテレワークもいち早く導入したし
給料もボーナスも福利厚生も恵まれている方だと思う。さらにコロナ禍で業績アップ!
でも今私がやっているパソコン作業はいつかロボットにとって代わられると思う。
人間よりAIやロボットの方が迅速にかつ的確に処理できるのは間違いない。
ロボットには代われない仕事

一方、介護の仕事というのは3K(危険、汚い、給料安い?)と言われている職種でもあり、
どこもいつも人手不足・・・・職場によっては待遇も良いとはいえず、離職率が高い。
でも私はどちらかいうと、人間相手の介護の仕事が面白くて好き!
アナログだし汚いこともあるし体力使うし、心折れることもしばしば・・・
でもどんなに技術が進歩しても、介護はロボットに代わることのできない仕事だと思う。
ハートが必要だから、人間以外にやれるとは思えない。ある意味、尊い仕事だと自負している。
自分にとって価値のある仕事
先日、その介護施設で見たちょっと笑える光景。
90歳のご利用者さん、私から見るとどこから見ても「おばあさん」
その方の趣味は読書なのか。。車いすの背のポケットにはいつも本が・・
先日、読んでおられた本、そのタイトルは老人初心者の覚悟 (単行本) [ 阿川 佐和子 ]
90歳なのにー その年齢で老人初心者の心がまえを読むとは・・・
確かに誰しも今日という日は初めての日。老人だって毎日が未経験なんだから、
この方も新しい経験と戸惑いの日々を送っておられるのかもしれない。
私から見たら老人にしか見えないこの方も、かつては幼いころも若いころもあったはず。。
ちょっと笑えたけれど、こんな時、「人間って面白いな」と思ってしまう。
こんな経験ができるのが、人と触れ合う仕事の魅力。無機質なオフィスでは得られない経験。
テレワークやシステム化なんてできない職種だけれど、これからはそういう仕事が価値があるのでは??
エリート=ホワイトカラー という考えはいつか終わるんじゃないかなと思う。
自分の時間を売る時給労働を低く見る傾向にあるけれども、自分が本当に生き生きと取り組める仕事、
面白いと思える仕事なら、価値のある仕事だと胸を張っていいと思う。
今後はどうする?
定年になってまだ数か月・・・この先65歳まで今の会社に籍を置くことはできると思うけれど
先のことはまだはっきりと決めていない。
いつかは介護だけじゃなく社会福祉に関わりたい思っているけれど、実際問題、
60歳過ぎて新しい分野で新米として働くってどうなんだろう??
そもそも雇ってもらえるのか?? いやいやバイトくらいなら仕事はあるだろう・・
でもこっちのやる気だけじゃ叶わないこともあるわけで・・・
状況を見つつその時その時で判断してやっていこう〜〜
90歳にして「老人初心者」向けの本を読むことを考えれば、60歳なんてまだまだ先が長い!
なにより自分が好きだと思えることに夢中に取り組めることは幸せだから。
ボチボチやっていきます。
では、今日はこの辺で、 また次回に~