皆さん、こんにちは いまだ人生模索中の福子、61歳です。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
わが家は71歳夫(年金生活)と61歳妻(再雇用&介護の仕事いろいろ)の2人暮らしです。
賃貸マンション暮らし、持病もち、子どもは3人いるものの老後は自助努力で乗り切る予定(笑)
当ブログはそんなシニア夫婦の日常生活、お金のやりくりなどをつづっています。
信友直子さん著「ボケますからよろしくお願いします」、
映画にもなりましたからご存じの方も多いと思います。
ご自分のお母さまが認知症になられてからのご両親の姿をありのままに綴ったドキュメンタリーです。
ずっと読みたいと思っていてなかなか機会がなくやっと読むことができました。
読みだしたら引き込まれて、一晩で一気に読んでしまいました。
10年以上前、娘の直子さん(ドキュメンタリー監督)の乳がん闘病のドキュメンタリー番組を観て、
ご両親の「子どもを信じて好きな道へ進ませる」という教育方針やお母さんの明るさや強さが
印象強く、私も自分の子育てにおおいに参考にさせてもらいました。
また私と同じ年に生まれた直子さん(学年は私が1つ上)、立派な教育方針のもとのびのびと育てられて
自分の好きな仕事に打ち込んでいらっしゃるのを羨望のまなざしで見ておりました。
持って生まれた才能も雲泥の差ですが、生きてきた道のりが私とはまったく違うので。

ですから、’あの’お母さんが認知症になられたっていうのは信じたくないような気持でいました。
この著書の中には娘の直子さんから見たご両親の姿がありのまま綴られているのですが、
とってもシリアスだけど微笑ましくてホロリとする場面がいくつもあって引き込まれます。
チャップリンの名言「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」の
言葉が出てきますが、まさにその通りと思える場面がいくつか出てきます。
それにしても、夫婦とはなんぞや?? と改めて考えさせられる内容です。
お母さんが認知症になってからの、お父さんの活躍が脱帽ものです。
90歳すぎての初めての料理、裁縫、掃除、買い物など。。。
「これもさだめよ」と受け入れて柔和な表情でこなしていらっしゃいます。
広島弁で語られるお母さんへの思い、お父さんの人生論がまた心を打つんですよ。
後半には「介護サービス」の話も出てきて、将来は福祉(介護)の世界で生きていきたいと
思っている私にはとても興味ある内容でした。
改めて私は、「介護のプロ」になりたいと決意を新たにしましたよ。

続編も出ていますから、また読みます。
読書を始めると、勉強そっちのけ。
昨日はファイナンシャルプランナーの勉強は進まず・・・ ちょっと反省!
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
続きはまた次回に~